■ブレーキパッドの磨耗具合をチェックしよう
ブレーキのチェックと考えますと、大変な作業を連想しがちになりますが、実はそんなに難しいことはないのです。
ディスクブレーキのブレーキパッドの残量確認は自分で気軽に出来るのです。
ブレーキの部分が確認できますタイヤホイールでしたら、ブレーキパッドの外側の消耗具合は確認できますので、
気がついたときにでもこまめに確認するようにしましょう。
タイヤをはずしブレーキパッドの磨耗を確認する場合については、
ブレーキパッドの内側についても確認することが出来ます。
一見難しそうですが、簡単ですのでぜひチャレンジしてみると良いでしょう。
点検するための“口”がキャリパーについているのであれば、その部分から簡単に消耗具合を確認できます。
このときチェックする内容としまして、パッドの消耗度合いだけではなく、
両側のパッドが同じくらいのペースで消耗しているかどうか確認しましょう。
この消耗ペースにばらつきがありましたら、ブレーキキャリパーの動きが良くないこととなります。
稀に内側のパッドが外側の2倍以上の速度で磨耗している場合もあります。
こうならないように常日頃の点検が重要になってきます。
■ブレーキパッドの消耗以外の異音について
ブレーキパッドの磨耗以外でも、異音が発生するケースがあります。
ブレーキシステムはそれぞれの部品の摩擦により働くシステムですので、ビビリ音が発生しやすいといえます。
もちろんブレーキパッドにはそのような異音が発生しないように潤滑剤が混入されているのですが、
それでも異音が発生する場合は、自力での補修は厳しいものがありますので、
近くの修理店などに相談にいくと良いと思います。
■ブレーキ時に聞き慣れない音が聞こえてきたら…
ブレーキパッドの磨耗が激しくなり残量が僅かになりますと、ブレーキパッドが完全に消耗しきる前に、
「キィーキィー」と音を鳴らすため、金属片が装備しています。
ブレーキパッドが無くなってきますと、この金属片が金属製のディスクローターと
ぶつかりますので金属の擦れた音が聞こえてくるのです。
もしブレーキを掛けたときに、この金属音が聞こえてきましたら、
ブレーキパッドが激しく消耗しているので新しいブレーキパッドに交換をしなくてはいけません。
ブレーキパッドは新品で約8〜10o程の厚みです。
しかし、消耗して厚さ2oくらいになってしまうと、新品の時に比べブレーキの性能が急激に落ちています。
車の種類によっては、ブレーキパッドの消耗を報せる金属片が装備されていませんので、
そのまま気づかずに走行していますと、ブレーキパッドの地金部分が
金属製のディスクローターと直接ぶつかりますので、「ゴゴゴー」という音が聞こえてきます。
こうなってしまうと、ディスクローターに傷がついてしまい変に磨耗してしまいますので、
故障の原因になってしまいます。
するとローターまで交換しなくてはいけなくなり、メンテナンス費用が嵩んでしまいます。
ブレーキパッドの交換
ブレーキパッドの交換期間の目安は大体2〜3年くらいといえます。
消耗具合で言いますと、新品の時の6〜10oは安全圏、3〜5oですと注意が必要であり、
2o以下になりますと大変危険であい直ちに交換が必要となります。
最近は車検時に特に指定しなければ、ブレーキパッドの交換をしてくれているところが大半だと思います。
■参考としてブレーキパッドの交換方法
リフトアップを行い、タイヤを取り外します
タイヤをはずした後、ディスクローターに装着している部品がブレーキキャリパーです。
タイヤ交換をして事のある方でしたら見慣れた部品ですよね。
隙間の多いスポークタイプのアルミホイールを装着したタイヤでしたらタイヤをはずさなくても確認することができます。
キャリパーボディ(シリンダー)を取り外します
裏のほうからはめ込まれているスライディングピンボルトをはずし、
キャリパーボディ(シリンダー)を真上に引き上げます。これでブレーキパッドの交換準備は完了しました。
ブレーキパッドを取り外します
ブレーキパッドをシリンダーマウントから滑らせるように取り外します。
外しましたブレーキパッドは付着している汚れなどを綺麗に落とし、パッドの消耗量を確認いたします。
ブレーキパッドの消耗量が半分以上でしたら交換しましょう
前述ではブレーキパッドの消耗量が「2o以下でしたら危険、交換の目安」としましたが、
消耗量が半分以上でしたら交換したほうが良いでしょう。
ちなみにブレーキパッドは走行距離では交換時期を一概に目安になりません。
それはドライバーのブレーキングが人それぞれですので、
短い距離を走行していても市街地など信号が多く交通量が多い場合はブレーキパッドの消耗は激しくなり、
走行距離が長くても信号が少なく交通量の少ないところではブレーキ頻度が少ないため
ブレーキパッドの消耗が少ないといえます。
新しいブレーキパッドを取り付けます
ブレーキパッドの裏のほうにパッドシムを取り付け、
両側の端にある凸部分を横のほうから滑り込ませるようにし、リテーナーの凹部分にはめ込みます。
この場合、奥までしっかり押し込んではめ込みましょう。
ピストンを押し戻し、外した部品をすべて元通りに組みます
ブレーキパッドの消耗にあわせて飛び出したピストンをピストンツールで押し戻しましょう。
面一まで押し込み、パッドシムが正しい位置からそれないようにシリンダーボディをはめ込んでやります。
その後、スライディングピンボルトをセットし、規定トルクで締めこんでやりましょう。
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